口唇口蓋裂Blog③病院選び→紹介状への道のり
私の息子は唇顎裂で生まれました。
今は見た目にもほとんど分からなくなり、毎日元気に楽しく過ごしています。
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ネガティヴ脱出!口唇口蓋裂ブログを読んで共感。希望の光。
安定期前も悪阻が辛かったから、家にいるときは辛くてよく泣いていました。
流産とかも怖くて泣いて。そしてやっと安定期に入った矢先の告知。
それから1週間くらいかな。
ずーっとスマホいじって、ずーっと泣いていました。
ずーっと愛犬を抱っこして。
愛犬はずーっと慰めてくれました。
たまにお母さんに電話して調べた事喋って不安で泣いては慰めてもらいの繰り返しの毎日。沢山沢山、口唇口蓋裂の説明を調べ(文献によって出生確率が結構異なりますね?)病院の手術実績を比べ、沢山の病院の治療法を調べ、沢山のブログを読みました。
他の記事にも書きましたが本当にブログのおかげでここまで前向きに登ってこれた感じです。みんな同じ思いしてきてて、でも今はすごく楽しそうに暮らしています。
子供もめちゃくちゃ可愛いです。
そしてやっぱり人間は共感してもらいたい生き物なのかもしれないと感じました。どんなに励まされても響かなかった私が、同じ口唇裂のママの言葉だとスッと入ってくるのです。
実際当人にならないと分からない事はありますよね。可哀想ではない事に謎に同情してくる人とか本当に嫌です。悪気がなかったとしても。
もし、今1人で泣いてるママが居たらまずは仲間を見つけましょう。勿論私も応援しています!!
私は多数の読み漁ってるブログの中から出産予定日が近く、更に病院も同じママを見つけてコンタクトを取りました。読むだけではなく、交流できるとほんとに心強くなれます。出産後は病院でも無事会うことも出来、今でも繋がっていますよ。
口唇口蓋裂 病院選び 。有名?手術件数?術式?
私は手術件数ダントツの昭和と子供医療センターで最後まで迷いましたが、子供医療センターに決めました。
良くも悪くも主人はあまり重く捉えていなくて、軽く調べて「とりあえず治るんでしょ?良いじゃん」「お前が好きなとこにしなよ」と言ってあまり心配もしていませんでした。何度言っても病院も見てくれなかったので私が独断で決めました。
このお気楽さがイラッとする事もありましたが、私の性格と真逆で結構救われたかな。そんな泣くほど悩んだり心配するような深刻な事ではないのか?大した事ないのかと錯覚する事も。私が思い詰めすぎるタイプなので丁度良かった。逆に同じタイプで過剰に心配とか落ち込んでとかすごくされたら私が更に落ちてそうなので。
口唇口蓋裂 紹介状依頼
そして総合病院で子供医療センターへ紹介状を出してほしいと頼みました。でも口唇裂以外はおそらく異常はないのでココで大丈夫。万一何かあってもうちにもNICUもあるし産まれてから行けば大丈夫と言われましたが、私は今すぐに専門家の意見が聞きたかったし、産んだら病院選んでる暇ないから一度話をどうしても聞いておきたいと粘り紹介状を書いてもらいました。
更に子供医療センターで一度話を聞くだけで妊婦健診と分娩は総合病院でいいよとややこしい事も融通きかせてくれました。ありがたかったです。(子供医療センターは車で50分ほどでしかも時間によってかなり渋滞する、総合病院は自宅から徒歩3分です。陣痛来た時に車で渋滞は怖かったので結果総合病院で産みました)
予約が1ヶ月空いてなくて1ヶ月後の受診になりました。
1ヶ月後ドキドキしながら主人と車で向かいました。
いざ!息子の運命を左右すると言っても過言ではない神奈川県立こども医療センターへ。