口唇口蓋裂Blog11. 手術日変更と術前検査
手術予定日、入院予定日の約2週間前に術前検査がありました。
手術を受けることができる体調なのか細かく検査をします。
前記事はこちら↓
手術予定前倒し!術前検査結果で手術予定日が前後する
もちろん万全な状態で手術してもらいたいのは山々なのですが、形成の手術が混みすぎてて今回の予定日を逃すと次の空きが出るまで予定を入れられないので、今回逃したくないと思ってしまうのも親心。
なので術前検査が通らないと落ち込んでしまうお母さんが多いと看護師さんからあらかじめ言われていました。
息子の場合は当初の予定より半月前倒しになりました。今回術前検査が遠らなった子が居たそうで電話をもらいその場で予約を入れてもらえることになったからです。
こども医療センターは術前に裂を狭める矯正をして口唇、口蓋、歯肉骨膜形成術の3つを一度で行う手術をなので、必然的に手術時期が矯正の結果に依存します。なので早くに裂を手術出来るレベルまで矯正ができれば手術の前倒しも可能です。
私は以前他の方のブログで前倒しになった事例を読ませていただいていたので、先生にもう十分手術がうまくできそうだねと言われた時点で、手術が早くなることはあるのかと聞いて見ました。
当時の先生は手術予定日はまだだけど、既に手術が可能でなおかつ親の希望や了承がある方を何人か順位?ピックアップしていて術前検査の結果で予定を調整しているようなことを言っていて、息子も前倒し希望でメモしておいてもらい、実際に半月早く手術になりました。
因みに心配性な私は半月早めたことで手術の結果は変わるのか質問したところ、顎裂がくっついていれば問題ないから半月早くてもおそくても出来栄えに差はないと言われました。
お鼻にステントとかで高さをだす矯正も同時にしていたのでそれを長くやったほうが手術が綺麗にできるなら、手術がおそくなったっていいと思っていたので意外でしたが2週間ではそんなにもう変わらないという意味だったのかな。
ただ最後に付け加えたのは、大きければ大きいほど手術はしやすいとは言われました。
息子の場合は当初の予定日でも半月前でも結果は変わらないと言われたのでお願いすることに決めたのです。
入院2週間に術前検査を実施
そして早まった術前検査の日。
歯科矯正の先生に最後に少しナムをあげてもらい、形成の医師と少し話してから術前検査に入ります。
心電図。
採血。
レントゲン。
後事前に持ち帰っていたおしっこパックを朝つけていって採尿もありました。
心電図ではベッド上のモビールの飾りに加えDVDレコーダーでアンパンマン見せてくれたり、さすが子供のあやし方というか意識のそらし方、そしてテキパキとデータをとっていくのは当たり前だけど子供病院!プロ!って感じでした。
採血では安全のためタオルでくるんで拘束するので見てられなかったら外に出てて下さいとの配慮。息子の予防接種ですら泣いちゃう私にとってはありがたい。。
後はレントゲン室が感動でディズニーシーのマーメイドラグーンみたい!飾りや照明、スピーカーで音楽。アトラクションのようです。
さすがこども医療✨
検査結果は大丈夫だったのでこのまま体調崩さなければ手術決定になりました。
その後に色々形成の先生に説明されながらもソワソワ。
手術とか意外に研究の為の了承のサインをしたけどこの研究がうまくいけば息子の歯が形成される可能性ががあがるならとサインをしました。
採血が一度増えるだけでデメリットないなら是非お願いしよう。沢山同意書があって少し怖いけどこれが最初の大きな治療!!がんばろ!!
因みにこの頃主人に超イライラしてました。
入院のしおりは良いとしても、手術や麻酔などの説明文や同意書に何度言っても目を通さないのです。
「お前がわかってるならいいじゃん。」
「分かってるよ。」「後でやるよ。」「読むってば。」
自分の息子なのに、責任感なさ過ぎませんか。
病院決める時もそうだったけど最終的にはいつもズルいこの言葉。
「まかせるよ」
もうこの人には頼らない。とこの頃心に決めました。。
息子は私が守ります。
あ、あとこの術前検査めちゃくちゃ時間がかかるのでこれから受けるかたは時間に余裕を持っていきましょう。